大高電設株式会社
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事業概要
作業の効率化と安全性を追求クレーン用吊り下げフック装置を開発
2002年8月特許取得
本製品は、当社と産業機器メーカーの三和テッキ(株)との2社で共同開発したものである。
吊り帯にて吊り上げた鉄塔部材を下部の鉄塔材に仮止めした後、塔上の作業員がその都度上部まで登って
玉掛けを外す作業が省略できるため、作業時間を短縮すると共に、作業員の安全確保にも寄与するという特長を持っている。
クレーン用吊り下げフック装置
吊り上げた部材の下部を仮止めした後、下方から操作ロープを引いて吊り帯の一端をフック本体より外す装置は
以前から存在したが、その装置ではアイ部をフック本体に掛ける際にも操作ロープを引く必要があった。
また、ロックレバーがフック本体の先端より外側に開く構造となっていた。本装置においては、

1.玉掛けの際は操作ロープを引く必要がないため、通常のロックレバー付フックに行うのと同じ感覚で玉掛けできる。
2.ロックレバーがフック本体の先端より外側には開かない構造になっているため、吊り荷に衝撃が加わった場合等においても、 アイ部がフック本体から外れない。

という、優れた特長を持っている。
更に、作業者がいちいち吊り上げた部材によじ登る必要がないため、クレーンの待機時間も短縮する事ができ、
効率的に作業を行えるという効果もある。

このように、安全性・操作性・経済性の全ての点において優れた特長を持つ本製品は、
ほぼ同一条件で吊り上げ、固定(定置)作業が行われる他のあらゆる資材の吊り上げ作業に適用する事ができる。

【操作手順】
1.吊り帯31にて部材に玉掛けし、一端側のアイ部31aをフック本体1の引き外しレバー3に干渉しない位置に予め掛けておく。
2.次に吊り帯31の、もう一端側のアイ部31bをフック本体1に掛け止めて吊り上げる。
この時、アイ部31bとの間に引き外しレバー3を介在させる。
3.この状態で部材を所定の位置まで吊り上げて仮止めしたら、クレーンの吊りワイヤWを 緩めて吊り帯31を無負荷状態にした後、操作ロープ7を引いてフック本体1より外す。
クレーン用吊り下げフック装置
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